ファッション

Stray KidsのI.Nも出演 「ボッテガ・ヴェネタ」が“イントレチャート”誕生50周年を記念し新キャンペーンを発表

「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は、ブランドを象徴するレザーの編み“イントレチャート”の誕生50周年を祝し、新キャンペーン「Craft is our Language(クラフトは私たちの言語)」を発表した。第1弾として、K-POPボーイズグループStray KidsのI.N(アイエン)や俳優の宮沢りえ、ジュリアン・ムーア(Julianne Moore)といったファッションから音楽、アート、文学、スポーツまで幅広い分野で活躍する世界のクリエイターらが参加したキャンペーンビジュアルとショートフィルムを発表した。

本キャンペーンは、ミラノの芸術家ブルーノ・ムナーリ(Bruno Munari)が1963年に発表した、イタリアのジェスチャーを集めた書籍『Supplemento al Dizionario Italiano(イタリア語辞典の補足)』に着想を得て、「手の所作」に焦点を当てている。1975年に考案され、「ボッテガ・ヴェネタ」を象徴するクラフトとして今日まで受け継がれてきた“イントレチャート”は、“フェットゥーチェ”と呼ばれる細いレザーのひもを手作業で編み上げる独自の技法だ。キャンペーンでは、この手仕事を一つのメタファーとして捉え、職人との協働を重視するブランドの精神を体現するアイコンとして解釈。写真家ジャック・デイヴィソン(Jack Davison)が撮影し、「手の動き」を通してクラフツマンシップ、創造性、そして多様な美しさを称えている。

メゾンの職人とアーティストらの対話の様子を収めたショートフィルムでは、言葉を超えたやりとりを通じ、身ぶりや手ぶりの共通点や、文化や慣習の枠を超え、「手」がコミュニケーションやモノ作りにおいて果たす役割を探求した。

参加アーティストには上記のほか、映画「アメリカン・ジゴロ」で“イントレチャート”のクラッチバッグを身に着けた女優のローレン・ハットン(Lauren Hutton)や、95年から2000年までブランドのデザインディレクターを務めたデザイナーのエドワード・ブキャナン(Edward Buchanan)、映画監督のダリオ・アルジェント(Dario Argento)、俳優のテレンス・ラウ(Terrance Lau)、作家のゼイディー・スミス(Zadie Smith)、レコーディングアーティスト兼プロデューサーのタイラー・オコンマ(Tyler Okonma)、アーティストのバーバラ・チェイス=リボウ(Barbara Chase-Riboud)ら、ブランドにゆかりのあるクリエイターたちが多数登場する。

9月にはキャンペーン第2弾の写真と映像のほか、ジェスチャーをテーマにした書籍も刊行予定だ。

問い合わせ先
ボッテガ・ヴェネタ
0120-60-1966